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今夜の番組チェック

一億総半病人の時代
 現代医学は長足の進歩をとげ、日本人の平均寿命も伸び世界一の長寿国になったといわれるが、奇妙なことに私たちの周囲にはあまりにも病人が多いのに脅かされます。
 関節リウマチで歩行もままならない人とか、アトピー性皮膚炎で幼少時から医師の治療を受けている者など身近にも病人がたくさんいるのです。
 また、一見健康そうに見える人でも、尋ねてみると、腰が痛くて困っているとか、何年来の頭痛持ちで弱っているといった始末です。
 さらに、育ち盛りの子供たちや若者の間でも、体がだるくて勉強に身が入らないとか、根気が続かず、方や首の凝りに悩んでいるといった訴えが聞かれるのです。これでは一億総半病人といわれるのも無理のないことです。

栄養について
 これまでの「栄養学」では、栄養所要量の方は必要量を満たすことに重きが置かれているのに対し、西医学では、腹八分目足るを知ることを説いています。どれくらい食べべきるかというときに、前者の考えに従えば、欠乏を避け、満たされた状態を追求することになります。後者の考えでは、飽食を避け、少し足りないくらいを良しとします。このように、この二つは考え方が対照的です。
 古来「命は食にあり」といい、食べなければ生きてはいけない。
また一方には、「腹八分に医者要らず」という諺もある。西医学の四大原理の第二は、栄養である。栄養の正しい指導・実践が、いかに健康に影響するか強調したいのです。
 近代日本ではおよそ第二次世界大戦をはさんで、足りるから満たすことへ、発想が逆転したかのようです。それ以前の、例えば明治や大正生まれの祖父母は、腹八分目とよく言いました。一方戦後は、栄養を取ることが強調され、健康優良児などといって大きいことがもてはやされました。その頃の親は、我が子が少食であれば嘆いたものです。子どもたちは、とにかく給食を残すこともできず、たくさん食べろと言われて育ちました。

朝食抜き
 厚生労働省発表の平成十年度版「国民栄養の現状」によると、二十代の男性の約30%と、同・女性の約15%が「朝食を摂っていないと報告されています(平成八年調査)。子供の欠食率も年々増えるとの報告もあるそうです。
 これに対し、マスコミや教育・医療関係者などは、一部を除き「朝食抜きは身体に悪い」「朝食こそ一日の活力源、しっかり食べましょう」といいます。
 ここでよく考えてみてください、朝おきてすぐおなかがすくものでしょうか。昔は朝食といえば、農民は朝早くおきて一仕事をし、家に帰ってから昼近くにとったものです。
 今から約650年前の後醍醐天皇の撰による「日中行事」という書物には、「朝の御膳は、午の刻なり」と記されています。午の刻といえば昼の12時を中心とする約2時間ですから、皇族も朝食は現在の昼食にあたるものでした。
 私たち日本人が一日三食を食べるようになったのは、そんなに昔のことではありません。一般庶民にまでその習慣が広まったのは、江戸時代の元禄期の頃だそうです。それまでの長い間、私たちの祖先は一日二食(または、一食)で生きながらえてきたのです
 時代は変わり、戦後日本は豊かになり、物質面で驚くほどの変貌を遂げました。とりわけ食生活は欧米化し、飽食といわれるほど贅沢となり、その一方で癌を始め、糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞などのいわゆる生活習慣病が激増し、子供にまで広がっています。
 アレルギーやアトピー性皮膚炎などこうした病気は昔の日本には稀で、発展途上国には見られません。物質的には豊かになりましたが、健康にとっては決して良いことばかりではなく、過食・飽食により、こうした病気を助長しているのが、いまや健康神話ともなっている「朝食を食べる」にあることにお気づきでしょうか。
 
世間一般に、あたりまえのように信じ込まれている「朝食抜きは身体に悪い」は本当に身体にとって良いことなのでしょうか? いいえ、身体の生理に逆らう、有害なものでさえあるのです。身体の自然なリズムにしたがって、健康に生きようとするなら、朝食は取るべきものではありません。
 
西医学では、現代医学が重視してこなかった生体の自然治癒力に着目し、ただ病気や症状を抑えるのではなく、からだ自身の本来もつ力を最大限に発揮できるよう、体質を改善・強化することをその目的としています。つまり「朝食抜きの一日二食」とは、そうした生体の持つ力を最大限に発揮させるために実践していくことが大切なのです。

ビタミンについて
 ビタミンCの不足は、皮下出血しやすく、歯槽膿漏を起こし、これが万病に発展する伝染病にかかるのも、ビタミンCの不足からである。
 風邪引きも、肺炎もこのためといえる。そこで、ビタミンC を欠乏させない工夫が大切である。
これは、足を痛めないこと。微熱や発熱・発汗しないこと、これにはなるべく薄着(現代人は厚着をしすぎ)が良い。それでも、現代生活は何かにつけて、ビタミンCが不足がちとなるから、常にビタミンCの補給を心がけることである。
 ビタミンCが不足しているか否かは、歯がグラついているとか、歯磨きの時の出血や記憶にないアザができやすいなどで見分ける。
そこで次のような注意をすること。
○柿の葉茶からの補給。
○米糠を1日大人6グラム、小人3グラムをとる。これはビタミンAおよびBの補給になる。(玄米食がよい)
○ごま塩1日大人6グラム、小人3グラムをとり、食塩を適度に補う。
○朝食廃止の一日二食にする。
○西式六大法則の実行。

感謝の食事
 食事はどんなものでも、感謝の気持ちでとる必要があり、これは滋養があるとか、栄養がないなどまったく考えず、空の心境で食べるのが良い。「腹八分目に医者要らず」という真理は、今でも間違いはなく、腹いっぱい食べるのは良くない。栄養は人間の健康建設の要素ではあるが、とかく過食に陥りやすい。極力少なく食べることに努力することが必要です。
 食わない楽しみを楽しめというが、真の健康を築き上げるには、この精進が大切である。
 これにはとりあえず朝食を廃止し、今まで朝100、昼100、夕100、一日計300食べていたものを、朝食を廃止して0とするから、一日200で済むようにすることが手っ取り早い方法です。

少食の実行方法
 第一に、少食になるにしたがって、その質を問題にしなければなりません。つまり栄養を完全に備えた食品が理想的で、それにはなんといっても全体食のできるものを選ぶことです。たとえば、白米よりは玄米、白パンよりは黒パン、白砂糖よりは黒砂糖かハチミツ、魚ではマグロの刺身よりは、イワシの丸干しとかメザシなどの小魚、また野菜類も大根や人参など葉も根もともに料理に用いる等の工夫をする必要があります。
 さらに、ここで特に注目したいのは、「少食の思想」であります。「少食が健康の原点」「少食に病なし」とは、健康法の王道でありますが、甲田光雄先生は「少食は、無駄な殺生をできるだけしない」という「愛と慈悲の具体的表現である」と申しておられます。
 つまり、「宗教(心)と医学(身体)は一者である。」と説いております。そして、すべての「いのち」を大切にするという「少食の愛と慈悲の思想が」真の食生活の原点となり、すべての人が「真の幸福になる道だ」と説いておられるのです。詳しくは「少食が健康の原点」たま出版をご一読ください。

※参考文献 西式健康読本 少食が健康の原点 など西式健康法関連書籍

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