[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」

皮膚の鍛錬法

 西医学では、皮膚の鍛錬を温冷浴と風(裸)療法とで行う。
 
温冷浴
1.これはドイツのブラウレ氏の提唱した入浴法です。人間の体液は温浴によってアルカリ性に傾き副交感神経が刺激され、冷浴によって酸性となって交感神経が刺激されます。したがって通常の温浴だけでは自律神経の働きが偏ることになります。そこで、温冷交互浴を行うことによって拡大・収縮し、血液循環の促進がはかられて、疲労物質の排泄がスムーズとなります。肌がすべすべしてきて美容効果も期待でき、風邪予防には最適です。
温冷浴は、入浴の際水と湯に交互に入浴する方法です。正しい温冷浴は、水風呂と湯の風呂を二つそろえ、まず水一分間、次に湯に一分間、水五回、湯四回で必ず最後は水でしあげます。9回より少ないと効果が不十分、11回以上では疲労します。初めから水に入るのは、馴れないうちはつらいから湯に先に入って温まってから水に入ってもよい。
第1表参照。
 病弱者、及び30歳以上の人の温冷浴は、まず手首足首の先に水をかけることよりはじめ、これになれたら、次に膝下、大腿の付け根まで実行する。一週間位してなれたならば、全身の頸まで温冷浴を実行する。湯の温度は、摂氏41度ないし43度、水の温度は同じく14、5度が理想であるが、なれないうちは水に湯をさして、適当に温度を上げたところから始め、慣れるにしたがって下げていき、理想の温度とする。
 高血圧症、心臓病の人は、水浴は半身だけにしてください。

湯の温度 水の温度 実行日数
40℃ 30℃ 3〜5日間
41℃ 25℃ 2〜3日間
42℃ 20℃ 2〜3日間
43℃ 14〜15℃ ただし慣れてきたら、
湯の温度は41.2℃で
止めておくのが良い

第1表

2.水槽の準備がない場合は、シャワーで足先からだんだん上の方へと水をかけてもよく、また桶で足からかけてもよい。このときは、足先に一杯、膝下から一杯、臍下から一杯、左肩へ一杯、右肩へ一杯、左肩へ一杯、右肩へ一杯、左肩へ一杯、右肩へ一杯と、都合左右三杯ずつかければよろしい。
 実行に当たっては、胸を張り、姿勢を正して、十分に肺胞を拡張すること。温冷浴は、皮膚の収縮拡大をやるので、垢がよく落ちるから、石鹸を使う必要はなく、唯外に露出している部分と股間、足先だけを洗う程度で十分である。
 温冷浴に慣れてくると、温浴のみでは気持ちがさっぱりしない。また、少し風邪気味のときや、風邪が抜け切らないとき、毎日の疲労回復に行うとよい。
 温冷浴は、いつから始められてもよいが、夏から開始すれば楽である。この温冷浴は、簡易風邪引き演習である。すなわち、水浴は悪寒であり、温浴は発熱である。実行すれば、神経痛、リウマチ、喘息、偏頭痛などは、この方法で好結果を得る。温冷浴は、血液、リンパ液の還流を促進してこれらを浄化すると同時に、皮膚の収縮拡大を行わしめ、皮膚機能を増進するものである。肝臓疾患の人は風(裸)療法を少なくとも3ヶ月実行後、徐々に慣らすとよい。


風(裸)療法
 これは、フランスのローブリー氏が考案した皮膚を空気にさらす健康法で、主として酸化作用ならびに尿酸の発散を促し、血液、リンパ液の浄化をはかり、皮膚呼吸を促進させ、酵素を初め必要な空気中の成分を直接毛細血管に取り入れ、また体表面から汗や老廃物を発散させます。六大法則と組み合わせ朝晩2回行いましょう。

1.窓を開放し新鮮な空気を入れて、裸になって全身を外気にさらします。規定の時間がきたら毛布やドテラを着て温まります。寝床で布団をはいだりかぶったりしてもよい。
2.裸のときは手足を動かしたり、金魚・毛管・合掌合蹠などの運動を行ってもよいでしょう。ただし温まるときは安静にします。
3.一般には第2表にしたがって行いますが、初めて行う場合は、下記の通り始めて、徐々に時間を延ばします。
 第1日目 20秒から始め 70秒まで行う。
 第2日目 20秒から始め 80秒まで行う。
 第3日目 20秒から始め 90秒まで行う。
 第4日目 20秒から始め100秒まで行う。
 第5日目 20秒から始め110秒まで行う。
 第6日目 20秒から始め120秒まで行う。
7日目以降は、第6日目と同じに、第2表の通りに行うのである。これは急激に、初めから120秒まで行うと、種々の症状を起こすことがあるからである。特に、長く病気であった人とか、虚弱の人は、特に注意が必要です。

回数 窓を開放
して裸に
なる時間
着衣して窓
を閉じて温
まる時間
分 秒
20 1 0
30 1 0
40 1 0
50 1 0
60 1 30
70 1 30
80 1 30
90 2 0
100 2 0
10 110 2 0
11 120 着衣して平床上
にしばらく安臥

第2表
ただし温まる時間はその地方により適宜増減する。

4.日の出前と日没後に行うのがよく、3〜5月と10〜12月が効果が特に大きいようです。

注意
@風(裸)療法を続けて行う場合は30分以上の時間をあける事。
A食事の前後30分と入浴後40分は行ってはいけません。
B喘息体質、肺結核、虚弱体質、肝臓病に効果が高く、これらの体質改善に1日4回以上行うとよい、ただし虚弱体質の人は、はじめの10日間は1日1回とします。
C体内に発生した一酸化炭素を解消するので、癌の予防や早期癌の治療には1日11回行うと大きな効果が得られます。
 


戻る

トップページ鍼灸の歴史・適応症スタッフ紹介Q&A鍼灸最新情報リンク

保健取り扱いデイサービスセンター | 西式健康法